全国ゲーム大会で準優勝!そして、エンジニアの道へ

エンジニア未経験からの挑戦

全国ゲーム大会で準優勝し、そこからゲームの世界ではなく、エンジニアの道を選択した若手エンジニアの長谷川くん。プロゲーマーへの道があったにも関わらず、あえてそちらの道を選択しなかったといいます。
では、なぜ、プロゲーマーではなくエンジニアの道を選択したのでしょうか?
詳しく話を聞いてみました。

若手エンジニア長谷川くんインタビュー(前編)

就職をせずにゲーム三昧の日々

――まずは、大学進学までの歩みを教えてもらえますか。

中学受験で大学の附属校に入り、そのまま高校へ進学しました。7割くらいの生徒が附属の大学に内部進学するのですが、僕はどうしても行きたい学校があって大学受験することにしました。

――やすきに流れず、あえて険しい道を選んだのは、なぜですか。

理系で特に化学が好きだったんですが、ある大学の理工学部で面白そうな研究をやっていたので、そこへ行きたかったんです。研究内容ありきの受験志望でした。
現役での受験はうまくいかず、浪人。その結果いくつかの大学に合格したものの、残念ながら第一志望校には受からなかったため、二浪することにしました。
ところが気持ちが続かず、ついだらけてしまって……結局、年明けの願書提出期間ギリギリに見つけた学校(もともと通っていた中高の附属短大)を受験し、そこに入学。志望大学へのリベンジは叶いませんでした。
後に、4年制大学の理工学部に編入。好きな化学の勉強に没頭しました。

普通に就職活動もして内定ももらっていたのですが、元来興味のあることとそうでないことへのモチベーション差が激しいタイプで、働きたいという意欲がまったく湧かないまま卒業。内定も蹴ってしまったんです。

――ご両親の反応は?

「これからどうするの」とは言われましたが、怒られはしませんでした。
子どもの主体性を尊重する自由な家庭で、親は「本人がやる気を起こさないと意味がない」とわかっていたのかもしれません。こういう状況でもガミガミ言ったりせず、僕自信がその気になるまで待ってくれたことに感謝しています。

――責めたり詰めたりせず、任せてくれたんですね。なかなかできないことだと思います。そこからはどういう生活をされていたんでしょうか。

ゲーム浸りの日々でした。大学3年生の夏頃にハマったオンラインゲームを、1日中やり続けました。
そんな生活が4月から11月まで続き、アマチュアゲームの全国大会で、2位に入賞へ

「しくじり採用」との出会い

――プロを目指せるほどの腕前ということですよね。ゲームの世界で生きていくことは考えなかったんですか。

プロになれば誰でも食べていけるのかというと、そういう訳ではないんです。入るチームにもよるし、その中での位置づけにもよる。なかなか生活の糧にするには厳しい世界なので、そこを目指すつもりはありませんでした。

大会で2位になり、やりきった感も得られたところで、たまたまSNSの「しくじり採用」の広告に出会ったんです。
仕事もせずゲームに半年以上没頭してしまったけれど、「好きなことにそこまで熱中できるというのは、ある意味強みでもある」というしくじり採用に出会って、まさしく自分のことだ!と思いました。

――SNSで見つけた「しくじり採用」にコンタクトを取る際は、どんな気持ちでしたか。

そんなに深くは考えず、タイミング的にちょうどよい出会いかもしれないな、と思いながらアクセスしました。
半年以上ゲーム漬けの日々を送りながらも、このままではダメだなと心の中では思っていたので、「アクションを起こさなければ何も変わらない」という気持ちでした。

――そこから勉強が始まった訳ですね。それまでエンジニアになろうと考えたことはありましたか。

理系だったこともあり、エンジニアになった人がまわりにも何人かいました。それこそ、オンラインゲームでエンジニアに出会って仕事の話を聞いたことも。
既にエンジニアとして働いている友人の話も聞いていたので、どういう仕事なのか、漠然としたイメージは持っていました。

そして、エンジニアの道へ

――初めてふれる分野の勉強はどうでしたか。

もともとパソコンはゲームでも使うので慣れ親しんだものだったこともあり、スムーズに入っていけました。
毎日できることがどんどん増えていくのが、すごく面白かったですね。
好き嫌いが激しい代わりに、好きな分野なら勉強も楽しめるタイプ。ゲームにのめり込んだのも同じことだと思いますが、エンジニアになるための勉強にも同様にハマりました。

――その間、就職活動もしていたんですよね。

はい。3社ほど受けました。会社によって事業内容も人も雰囲気も、まったく違いましたね。
面接では毎回、ゲームにハマっていた時期のことも正直に話しましたが、やはり良くは受け取ってもらえない会社もありました。その中で、今の会社に出会いました
ゲーム期のことを何か言われるでもなく、面接で社長自らが会社の展望や今置かれている状況などを話してくれました。
それを聞いて、ここに入社したら自分の実力を磨けそうだなと感じることができたんです。
社員の雰囲気もよさそうだったので、気兼ねなく飛び込んでいって学ばせてもらえそうだと直感。これが決め手となりました。

――入社してまだ間もないですが、入ってみてどうですか。

思った通り社内の雰囲気がよく、和気あいあいとした職場です。おかげで質問もしやすく、聞けば即丁寧に答えてもらえるので、自分から学びやすい環境だなと感じています。

半年ほど経ったら、引き続き学びつつ自社サービスの開発を手伝い、その後はある程度力がついたところでSESとして現場に出ていくことになると思います。

――エンジニアになったらやりたかったのは、どんなことでしたか。

そこに関してはこだわりを持たないことにしてきました。「これを絶対やりたい」と決めすぎると、せっかくの選択の幅を狭めることになってしまいそうだからです。
ある程度ファジーなほうが、良い出会いがありそうな気がしています。

エンジニアとしてのタイムスケジュール

――毎日どのようなタイムスケジュールですか。

今は10時前に出社して、17時半には退社。けっこう自分の時間も持てるので、よい環境だと思います。
帰宅後は、その日にわからなかったことを少し調べたり、時には軽くゲームをすることも。ガッツリやる体力も時間もないですし、夜ふかしして寝坊するわけにもいかないので、あくまでも気分転換程度。「仕事に支障をきたさないように」と当然のように自制心がはたらくようになりました。

かつてゲームに白熱していた頃は、昼頃に起きてダラダラとゲームをし、深夜2時、3時まで起きていましたが、テックコンパスで学ぶことになってからはすんなり朝型に
そのまま就職したので、まったく苦もなく朝起きています。起きられるものなんだな、社会人としての責任感が持てるようになったんだな、と我ながら感心しています。環境の変化は、大事ですね。

まとめ

ゲームの全国大会で準優勝する実力がありながら、プロゲーマーではなく、エンジニアの道を選択した理由を淡々と語ってくれたことが非常に印象的でした。
また、ゲームでパソコンを頻繁に使用していたことが、彼をエンジニアの世界に違和感なく、入ることができたことも大きいように感じます。

では、インタビューの後編では、実際にエンジニアとして働いてみて今感じていることを赤裸々に語っていただきました。果たして、エンジニアで生きたゲーマーとしての経験とは?お楽しみください。

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