順調だったプロテニスの生活が突然終了!その驚きの理由とは

エンジニア未経験からの挑戦

中学で県大会でベスト8に入り、そこから順調にキャリアを重ね、プロテニスプレイヤーとして活躍していた高橋くん。しかし、あることがきっかけで、突然プロテニスの世界が終わることになったそうです。
では、そのきっかけとはどういったことだったのでしょうか?
詳しく話を聞いてきました。

若手エンジニアの高橋くんインタビューvol.1

プロテニスプレイヤーになるまでの軌跡

――高橋さんは、以前まったく違う仕事をされていたんですよね?

はい、最初はテニスクラブに「コーチ兼プロテニス選手」として所属していました。

中1の時テニス部に入ったのが、テニスを始めるきっかけでした。
入部直後、ルールもわからないまま先輩と練習試合をしたんですが、そこでいきなり勝っちゃったんです。
そのおかげで優遇されて、新入生は筋トレや素振りばかりやらされるものなんですが、僕はコートに入れてもらっていました。1年生のうちにレギュラーにも選ばれて、人より場数を多く踏めたので試合慣れも早かったですね。

県大会でベスト8に入り、高校もテニス推薦で決まりました。静岡での中高6年間のテニス部生活を経て、神奈川にあるスポーツ専門学校のテニスコースへ。
当時は将来の夢もなく、何かテニスの仕事ができればいいなと漠然と考えていました。テニスへの想いが変わったのは、専門学校に入ってからです。

中高時代は練習嫌いでしたが、それでも楽に勝てることが多く、天狗になっていました。
ところが専門学校に入って神奈川に来てみたら、あまりにうまい人が多く、舌を巻く羽目に。学校主催の大会でもまったく結果を出せず、自分の力を思い知りました。
それもそのはず、みんなストイックで、朝から晩まで練習したり対戦相手のデータをインプットしたりしていたんです。

初めて、ライバルも登場しました。かつて僕が負かしたことのあった相手にも、まったく歯が立たなくなっていて…。
そこからは闘争心に火が点き、専門書を熟読してロジック面を研究したり、食事面にも気をつけたりという日々。
どんどん楽しくなっていって、気づけば365日寝ても覚めてもテニスに夢中でした。

テニスクラブがまさかの倒産!?

――では、テニスクラブへの就職は自然な流れだったんですね。

はい。プロの道へと進んだんですが、数年経った頃、腸閉塞で手術を受けることに。
しかも時を同じくして、所属していたテニスクラブがまさかの倒産
僕の入院1週間後のことでした。

他のテニスクラブからのオファーもありましたが、実は退院後、アスリートとしての回復は芳しくありませんでした。開腹したことでお腹の筋繊維が収縮し、可動域が狭くなってそれまでのようには動けなくなってしまったんです。
そこで、

「ラケットを置いて一度別の世界に転職してみよう!」

と思いました。テニスしかしてこなかったので、世の中のサラリーマンはどういう生活をしているのか興味があったからです。

それまでは、スポンサーからのお金や賞金があるため、自分の給料がいくらなのかもあまり把握しておらず、金銭感覚がおかしくなっているという自覚がありました。そういう生活にピリオドを打とうと決意したんです。

こうして、IT業界への転職を試みました。

IT業界への転職活動はまさかの全滅

――なぜITだったんでしょうか。

ラケットのグリップにつけるセンサーがあって、球のスピード・回転数や、面のどの部分に当たっているかなどがわかるんです。それに感心したのが、IT業界って面白いなと思ったきっかけでした。

――興味を抱いた業界への転職活動は、どうでしたか?

5社受けて、全部ダメでしたね。知識もなく、パソコンもろくに使えないので当然の結果でした。

そんな矢先、突然、就職が決まりました。
テニススクールに通うお客さん達によく可愛がってもらっていたんですが、そのうちの1人が会社役員をされている方で、「うちにおいでよ」と言ってくれたんです。
秋葉原にある、60年続いている電子部品の会社でした。
「ほかに行きたい会社ができたら、いつでも辞めていいよ」というありがたい条件で、営業の正社員として雇ってもらうことに。
ITへの夢は、ここでいったん立ち消えになりました。

まとめ

中学からテニスの生活が始まり、県大会ベスト8に輝き、プロテニスプレイヤーへと順調にキャリアを重ねてきたにも関わらず、病気と倒産という悲劇でテニスの世界に終わりを告げてしまった高橋くんの告白には驚きを隠せませんでした。
そんな悲劇が同時に襲ってくるということが実際に起こるものなんですね。

では、次回のインタビューでは、そこからエンジニアになるまで軌跡を語っていただきました。
果たして、どのような経緯でエンジニアの世界に入っていったのでしょうか?
ご期待ください。

つづく

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