エンジニアに言い続けていること

エンジニア未経験からの挑戦

「エンジニアには常日頃から言い続けていることがあります」と語ってくれたのは、多くの若手エンジニアを支援・育成してきたコラボテクノ株式会社の吉田社長。
前回のインタビューでは、エンジニアに対する見方が変わったことが起業へと繋がったという話をしていただきました。今回はそのお話の後編。
吉田社長には、多くのエンジニアを生で見てきたからこそ、肌で感じていることがあるそうです。
では、そのエンジニアに言い続けていることとはどういうことなのでしょうか?真相に迫りたいと思います。

若手エンジニアを支援・育成している社長インタビュー(後編)

エンジニアとして欲しい人材とは

――事業運営において、注意されていることはありますか。

企業にとって、ある分野に特化して得意領域を作ることは、プラスにもなるしマイナスにもなりうる。また人員を何かに集中させると、クライアントや業界に変化が生じた際、対応が遅れるというリスクがあります。
そういう点で、常にバランスを取りながら臨機応変に事業運営していきたいです。

あとは……。
整備士免許を持っていて昔ながらの車は整備できるけど、電気自動車やハイブリッドカーを整備する技術は持ち合わせていない、というようなエンジニアは輩出したくないですね。

――欲しいのは、どういう人材でしょうか。

大事なのは、リーダーシップマインド。平たく言えば、自発性とミッション遂行能力です。リーダーシップを取れて、柔軟に生きられる人がいいですね。

「働き方改革」とか「ライフワークバランス」ということがよくいわれますが、第一線で活躍する人というのはいつの時代も、そういうキャッチフレーズに流されないもの。
流行りの謳い文句に騙されず、「リーダーシップありき」ということに共感してくれる人が来てくれたら嬉しいです。

エンジニアに言い続けていること

――現職エンジニアや、これからエンジニアを目指そうと思っている人に伝えたいのは、どんなことですか。

「勉強」と「コミュニケーション能力」の大切さです。この2つに関しては、常日頃から自社エンジニアにもよく言っています。

時代をリードしていこうという自負があるなら、まず「勉強」をしないとダメだと思うんです。
よりよい提案をしようと思うなら、その事業者よりも業界や環境について知っていなければならない。ユーザーに負けないくらい勉強して、賢くなることが大事ということを伝えたいです。

コラボテクノの吉田社長

コミュニケーションに関しては、一流企業やベンチャー企業を相手にする仕事である以上、きちんと自分の言葉で話せないとならないので、絶対的に必要。
しかしながら、エンジニアのような専門職の場合、ビジネスであることを忘れて「ものづくり」の感覚に陥りやすいんです。でも、エンジニアは芸術家でなければ、趣味人でもない。注文主がいるうえで、ものをつくるわけですから
専門職だからと、つい忘れがちな「ビジネスマンとして」という部分もしっかり磨いて、品格レベルを上げることも重要です。

――コミュニケーション能力の大切さをわかってはいるけど、どうしても苦手という人はどうすればよいのでしょうか。

話すのが苦手なことで、仕事に支障をきたすのはよくないこと。
性格を完全に変えるのは無理ですが、顧客を上回る知識を蓄えて提案するなど、

「相手を理解して課題を見つけ、求められるものを提案する」

という部分で自分なりのやり方を見つけることは可能ですよね。
「話が苦手なんで」で終わらせず、苦手なら苦手なりに、それに代わるやり方が必要だと思います。

もともと持ち合わせた能力をさらに磨き、持ち合わせていない能力は少しでも向上させる、またはそれに代わる能力を身につけるべきなんじゃないでしょうか。

理想が叶うエンジニアは一握りの優秀な人だけ

――最近の若い人たちは、自分に合うものを見つけよう、多くの経験を積もう、と転職する人が多いですよね。これについてはどうお考えですか。

「人生100年時代」に伴って、働く寿命を延ばすことも大事。
ある本には「そのために、計画的にキャリアプランを作る必要がある」と書かれています。「自分が30代、40代……70代をどう生きるかという方向性を掴むためにも、20代ではいろんな経験が必要」と。正しいと思います。
ただ、その理想が叶うのはひと握りの優秀な人だけということも、忘れてはならないんですよ。そうはいかない人のほうが圧倒的に多い。

仕事って、少なくとも3~5年やり切らないと、ひと回りしないもの。
しかも大事な部分は若いうちは任せてもらえないわけですから、短期間で転職するのはその仕事の意味をわからないまま去ってしまうということです。
よほど「そうしてでも、次のステージで目指したいものがある」のでない限り、もったいない話だなと思いますね。もちろん、転職は決して悪いことではないんですが。
飛び抜けて優秀でない限り、

「いろんな会社を回って自分の適性を見つければいい」と安易に考えるべきではない。

と思います。
「適性探し」だけでなく、「実力をつけよう」という観点を持つべきではないでしょうか。

キャリアにもっとも影響を与えることとは

僕のキャリアに関する考えは

「慎重に立てた計画以上に、予想外の出来事や偶然の出来事がキャリアに影響を与える」

です。
仕事は選ぼうと思ってもなかなか自由には選べないもの。

「一生懸命やっていく中で、たまたま見つけたチャンスをどう活かすか」

それしかないと思います。

まとめ

これからのエンジニアにとって重要なことは、「勉強」と「コミュニケーション」。中でも「コミュニケーション」に関し、「エンジニアは芸術家でなければ、趣味人でもない」と力強く言い切った姿が印象的でした。
エンジニアはコミュニケーションが苦手でも問題ないという考え方がある中、「エンジニアもビジネスマンであり、最低限でもコミュニケーションがとれないようでは仕事がとれない」という話には、ハッと考えさせられました。

エンジニアを目指している方、エンジニアで働いている方にはどう感じましたでしょうか?
ぜひ、今後のエンジニア人生の参考にしていただければと思います。

そして、その吉田社長が率いるコラボテクノ株式会社では、若手エンジニアを募集しています。
エンジニア未経験でも構いません
この吉田社長の話に感じるものがあった方は、ぜひ、下記の「就職支援サービス」ページからお問い合わせください。
たくさんの若き才能に出会えることを心待ちにしています。

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